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神威の巫女【刀剣乱舞】R18

第15章 情欲と理性の間で 一期一振※執筆中



ひゅうがは鯰尾と骨喰の案内を加州清光に託すと、再び顕現の間で刀剣男士の顕現を行った。
槍の御手杵に、打刀の宗三左文字が新たに顕現し、ひゅうがの本丸は刀剣男士が十九振りとなった。

「まだ次の四振りは完成しないよね……」

御手杵と宗三左文字を、蜻蛉切とへし切長谷部にそれぞれ案内を頼んだ後、ひゅうがは浮かない表情をしながら、ゆっくりと廊下を歩いていた。
最初に顕現の間へ送られてきた四振りの顕現を終え、現在鍛刀中なのが更に四振り。
まだ顕現の間に送られて来る気配はなく、ひゅうがは
仕方なく別の用事を済ますことにした。
だが、全く気乗りしない。

「怒られるのかな……、やだな」

ひゅうがが向かっているのは、一期一振の部屋。
先程ひゅうがは鯰尾の顕現後、彼に押し倒された。
その場を切り抜ける為、一期一振を呼ぶことに成功したが、状況を見た彼は激昂した。

鯰尾の涙の演技により、その場は上手く収めたつもりだったが、何故かひゅうがだけが一期一振に後で話があると言われたのだ。
それも怒りの表情で。

ひゅうがは肩を落としながら、一期一振の部屋へと向かう。

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