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告白【気象系BL】

第10章 告白10 5×10


翔「…5年前 みんな言ってくれたろ?」

その言葉に おじさんの表情が変わる
真剣な顔で 翔さんを真っ直ぐ見てる

翔「俺たちはまだまだ進んでいく もっと上を目指せる でも この10周年を区切りに確認したいことがあるんだ」
相「確認したいこと?」
翔「うん …あの時…俺と智くんの件で3人には心配かけたよな?まずはそれを謝りたい ごめんな」
智「翔く…!ならおいらも謝らなくちゃ…」
翔「これは俺の気持ちだから 聞いて智くん?」

何を言うつもりでいるんですか?
翔さんの意図がよめない

翔「3人があの時言ってくれた言葉は…まだ有効…?」
潤「当たり前だろ!その為に俺たち頑張ってきたんだ!」
相「何が言いたいの 翔ちゃん」
翔「有効なら 改めて言いたい …俺は智くんをあいしてる 恋愛感情としての意味だ …智くんも」

翔さんの言葉に 静かに頷くおじさん

翔「お前たちが赦してくれるならその想いを重ねたい …一緒にいたいんだ」
智「翔くん…」
潤「そうしてって言ったのにしなかったのは2人じゃん」
ニ「私たちはいつもそう願ってましたよ それがあなた方の在るべき姿だと思ってますし」
翔「そっか…ありがとう」

何も言えないおじさんの手を 
自分の手でそっと包み込んで 静かに

翔「智くん…聞いた? 俺たち一緒にいてもいいって…あなたはどう思ってる…?」

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