• テキストサイズ

告白【気象系BL】

第9章 告白9 精神論


潤「…」
翔「どした?松潤」

楽屋でパソコンとにらめっこしてる松潤
声をかけても返事もしない

コンサートの構成で頭がいっぱいなのか
濃い顔をさらに濃くして

昔からそうだ
ひとつのことにものすごく執着する

翔「一息つきながらやったら? ほらコーヒー」
潤「そんな余裕ない」
翔「そんなに煮詰まってんのか?」
潤「…翔くん」
翔「ん?」

パソコンから目を離して
俺を真っ直ぐ見つめる

潤「誰にも真似できない 俺たちのコンサートを作るんだ 嵐にしか出来ないことやってやる」
翔「お 凄い意気込みだな」
潤「だから …俺たちを信じてて」
翔「松潤…」

もしかして
お前も 俺達のために?

潤「翔くんと大野さんが安心して一緒にいれるように俺たち頑張るから 一緒にいれるようになるから だから俺たちを信じて待ってて」
翔「…ありがとう」


ねぇ 智くん
あなたもこいつらの気持ち嬉しいよね?

ツラいなんて言ってられない
こんなにも 俺たちを想って
俺たちのために頑張ってくれようとしてる仲間のためにも

精神的論なんて 気休めでしかないけど
今の俺には 必要みたいだ

あなたの想いと俺の想いを
こいつらの想いを

いつか あなたとそうなれる日を信じて




/ 204ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp