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告白【気象系BL】

第4章 告白4 きっかけ


翔「そんなことねーよ なに言ってんだよ」
潤「そんなことあるから言ってんだよ」

松潤の強い視線が 俺を捉える
こいつの眼力は 他人を萎縮させる
俺ですら
負けじと視線を合わせている事しか出来ない

潤「自分で気づいてないの?」
翔「気づくもなにも 俺は…」

そんなの 自分がいちばんわかってる
だからこそ
智くんに対する態度や表情
全てに注意してきた
それを 松潤に気付かれるなんて

潤「まぁ 嵐の中でも夫婦ってよばれるのは2人だけだし その空気感て独特のものだよね 俺はいいと思ってる なんてゆーの?お互いを想い合う慈しみむたいな」
翔「いや 松潤 俺は…」
潤「俺 2人のそんな空気感好きなんだよね なんかあったかくて」

違う
あったかい なんてそんな穏やかな感情じゃない
誰かが智くんに触れていると
その手を振り払いたくなる

あなたに 触れていいのは俺だけだと

あなたに 触れていたいと

色欲にまみれた こんな想い
あったかい訳 ないじゃないか



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