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99.9%のDNA【気象系BL】

第4章 同居…


生き別れになっていた兄ちゃんとの感動の再会から一年。

俺達は一緒に暮らすことを決めた。

兄弟は一緒に…それが母さんの希望でもあったし、何よりお互いのマンションを行き来するのも、正直面倒でもあった。

兄ちゃんも特に反対することなく、俺達は週末を利用して物件探しに明け暮れた。

それ以外の時間は、お互いの荷物の整理と片付けにあてた。

仕事も丁度繁忙期に入っていて、身体は疲れ切っていたけど、兄ちゃんとの生活を考えたら…

部屋探しの苦労も、膨大な荷物の片付けも、全てが幸せに感じられた。

「この物件さ、立地条件も良さそうだし、間取りも悪くないから、今度見に行かない?」

「どれ、見せてみ?」

PCに向かって仕事をする兄ちゃんの前に、タブレット端末を差し出す。

「これなんだけどさ、会社からも遠くないし、どうかなって思って…」

2LDKのそのマンションは、築年数こそそこそこ経ってはいるものの、外観もオシャレだし、内装だってリフォーム済みだ。
日当たりだって悪くなさそうだし、家賃だって、二人で折半すれば申し分ない金額だ。

「どう? 良くない?」

「いいんじゃない? 今度の休みに見に行くか…。で、良ければその場で契約してもいいし…」

兄ちゃんの手が伸びてきて、俺の髪をクシャッと掻き混ぜた。

あーあ、せっかくセットしたのにな…
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