第4章 遠月十傑評議会
創真side
一色先輩が料理を仕上げて戻ってきた。
一「さあ召し上がれ!」
創「いただきます~」
「美味しそう~!」
パクッ
その瞬間
目の前に草原が広がる
美味すぎる!
他の寮生とはレベルが段違い!!
いくら二年生だからってここまでの品が作れるのかー?
一色「ところで創真くんさぁ…
始業式でなかなか面白いこと言ったらいしね。」
一色先輩の雰囲気が
一気に変わったーー。
NOside
時代が変わっても
いつも同じものがふたつある
一色「遠月の頂点目指すってことは
君が思ってるほど甘くないかもしれないよーーー?」
ひとつは学生達の笑い声
もうひとつは
月の下には必ず
星が集うということーーー
十傑評議会席次番付の七番目の木札
遠月十傑第七席
一色慧