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【ハイキュー 裏夢】クロ猫彼氏と月の王子様
第8章 夏の暑さとワタシ
ガサゴソと背後から聞こえる衣擦れの音。
シューっという音の後に仄かに香る
制汗スプレーの甘い香り。
想像するな。
したら負けるぞ。
幾度となく見てきた
ヒカリのあられもない姿。
どこが気持ちよくて
どう触れたら悦ぶか
もう全て分かっている。
分かっているからこそ
この状況は、非常に辛い。
部室には俺が戻って来るのを待っている部員達。
背後には、俺を頼りにしている最愛の彼女。
もう、いいや。
俺が振り返ると
そこには下着姿の天使が居た────。
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