第45章 二嬰へイ 戦(4)
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謙信様たちのところに着いた私たちは、目が点になった。
「同盟を結ぼう。だが、終わるとすぐ切れるものだがな。」
と謙信様が言った。
「謙信様……?」
信長様は、私に言った。
同盟を結ぶんだことによって、私は織田に戻される。だが、百合子は織田でも謙信様のところでも良いだと言う。
「百合子?あなたはどっちがいいの?」
「私は、姉上と一緒がいいけどこの人たちの匂い嫌い。
私、姉上みたいに綺麗な音なんて聞けない。
ウンウン。聞こえない。
だから、私は謙信様たちのところに戻る。」
そして、幸村と謙信様と百合子は、戻っていった。
明日で三日目。明日は、別の敵を倒す。
百合子に殺させると言う選択をさせた奴は殺す。
そう、私は心に刻み込めた。