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身分違いの恋【R18】

第3章 ヒミツな関係


「おかしいな。書斎にはあると思ったんだけどな。やっぱり屋根裏部屋に置いてあるのかな。」














アレクは古い書籍を探していた。書斎にあると思い探したが結局見つからず屋根裏部屋を探す事にした。屋根裏部屋までの道のりは掃除が行き届いてなく、どんどんと埃っぽくなっていた。
今度、メイドに徹底的に掃除をして貰おう。そんな事を考えていると、屋根裏部屋の入り口が不自然に塞がれていた。













「地震で倒れてきたのか。それにしても不自然だ。まるで外開きのこの扉を中から開けられない様にしているみたいだ…。まさか、誰か閉じ込められてたりするのかな。ははは」














アレクは扉の前にあったものを全てどけると、ドアノブを捻る。すると、ほとんど力を入れていないのに扉はギイと開く。扉にもたれかかっていたのか人が倒れてきた。












どさり

「おっと…って牡丹?」

「お…お腹空きました…、」














アレクは偶然にも閉じ込められていた牡丹を見つけて助ける事ができた。牡丹は1日近く閉じ込められており、一言発すると気を失ってしまった。
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