第28章 明けましておめでとうございます
事務所の関係者と初詣をして
そこで翔くんとは別れた
翔くんは群馬のばーちゃんちに行く
去年は元旦はゆっくりしたいって家にいたら
翔くんパパママが迎えに来て
群馬に連行された(笑)
おいらも実家に帰って 久し振りにゆっくりした
1泊して戻ってきて
翔くんと会うのはまる1日ぶり
翔「ただいま」
智「お帰り 翔くん」
良かった
顔の腫れはひいてる
翔「ゆっくりできた?智くん」
智「ん 翔くんもゆっくりした?」
翔「妹の子供たちも来てたから賑やかだったよ やれ踊ってとか歌ってとか」
智「楽しそうじゃん(笑) おいらもねーちゃんの子供と嵐の曲で歌ってたよ」
コーヒーを煎れて出してやると
スッとおいらの頬に顔を擦り付けて
智「どした?」
翔「智くんの匂い …落ち着く」
おいらの首筋に顔を埋めて
おいらも翔くんの髪の匂いを吸い込んで
智「…落ち着くな 翔くんの匂いだ…」
翔「ね やっぱり智くんの側がいい」
どちらからともなく唇を重ねて
匂いの後はお互いの肌を感じる
ああ やっばり翔くんだ