第26章 HAPPYBIRTHDAY 2017 .11. 26
智「翔くん なに企んでる?」
潤「なに 突然」
大野さんとの雑誌の収録
ケータイで釣り情報を見ながら
智「毎年今くらいからソワソワし始めるんだ おいらの誕生日の」
ああ 大野さんはちゃんとわかってる
俺たちにはいつもと変わんない様に見えるのに
やっぱ夫婦なんだな(笑)
潤「そうなの?変わらないと思うけど」
智「もともと嘘がつけないからな 見てればわかる」
潤「嘘つけないのにサプライズ好きってすごいね(笑)すぐバレんじゃん(笑)」
智「ん」
ケータイを見たままで
でも ふふっと微笑んで
智「でも それが翔くんだから」
翔くんのそんなとこも
好きで堪んないんだろうな その顔は
潤「ホント好きなんだね」
智「ん?」
潤「翔くんのこと」
一瞬びっくりしたように俺を見て
その後 またふにゃりとした笑顔を見せる
智「当たり前だろ?」
大野さんにとっては当たり前なんだね
潤「そっか 当たり前か」
智「何だよ おいらたちに離れて欲しいのか?(笑)」
潤「そんなわけ無いでしょ 改めてそう思っただけだよ」
智「ん」
潤「そもそも大野さんが翔くん手離す気なんて無いでしょうよ?(笑)」
智「無い無い(笑) もう後にも先にも翔くんだけは」
潤「マジすか(笑)」