第3章 練習試合・誠凛対海常
中2の春―――……
バスケを始めた俺は、二軍から一軍、一軍からレギュラーになった
そのバスケ部の中で、尊敬する人が何人か出来た
その中でも、憧れているのが2人
1人は、何度1on1しても勝てない、帝光(ウチ)のPFエース
そして、もう1人は―――……
「涼太、反応が遅いわよ!」
「すんませんス!!」
マネージャーでありながら、色んな"才能"を買われている、まさに才色兼備の女、白っち
本当に憧れていた
なのに、どうして何スか!?
どうして、そんな所に行ったんスか
白っち―――……