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完結 恋愛育成調教生活

第3章 運命・偶然の再会





僕、俺は良久。こう見えて、隠れオタクなんだ。



アニメもゲームも漫画も小さい頃から大好きで、良く一人で遊んでたな。
友達はそこそこいるけど、オタクだとか言えないから、黙ってきた。
そのうえ、太ってたから。



「浜松さん彼氏いないってさ。俺告白しようかな。」



「え?止めとけって。浜松さん、都合で引っ越すとか言ってたぜ。」



憧れの浜松さんが引っ越すと聞いて、俺は痩せて告白する事に決めた。
毎朝ジョギングやランニング、スクワットに腹筋腕立て伏せにボクシング。
ハードなトレーニングをかかさず、してきた。ちゃんと水分補給して栄養を考えて献立させて。というのも父親も母親も栄養管理士の資格を持っていたためいくつか色々サポートしてくれて痩せる事が出来た・・・



「浜松さん、一目みた時から好きでした・・・僕の彼女になって下さい!お願いします。」



返ってきた返事はーーー



「ごめんね?私、あなたとは付き合えない。それに私ーーーオタクっぽい男性は嫌いなの。じゃあね?」



これが俺の失恋というもの。胸に刺さるような抉るような発言をさせて引っ越してしまった初恋の相手。



あれ以来ショックでトラウマとなり、隠れオタクとして日々の運動のトレーニング等はかかさず磨いていった。性格だけは変えられず弱気でヘタレでなよなよさせてーーーまるで女子高生みたいな態度で彼女が出来ないまま、ずっと隠して生活してきた。



ある日、偶然街中のポスターにコスプレ撮影会というものを見つけた俺はネットでチケットの申込みをして当日にその場所に来た。あちこちまわって、撮影して納得出来ずに、ふらついて。そこで偶然目にしたのが、彼女だったーーー



小さくて可愛いくて、童顔のロリっ子な美少女でメイド服がお似合いで、笑顔と微笑みに心に矢が刺さってドキドキしてしまった。
撮影帰りに声かけられて名前聞かれた時は流石に驚愕したけど。



会えると良いな。夜眠る時もかなちゃんの事ばかり考えて眠れない。会えるか分からないのにーーー
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