• テキストサイズ

文スト夢倉庫

第6章 森鴎外/学術的興味



「おっと、どうやら気絶しちゃったみたいだね」


ぐったりとした彼女の姿。
初めての子に少しやり過ぎたかな?と多少の罪悪感を覚えた。


「まだ実験が残っているが…壊れてしまってはもとも子もないからね」


彼女の手を拘束していた鎖を外し、赤くなった手首に口付ける。


「居場所なら私が与えよう。だから、死んでもいいなんて言わせないよ。ちゃんと生きてね…?」



それは貴女に言ったのか。
大切な人に言ったのか。
はたまた両方に言ったのか。


森鴎外は嘲笑を溢し、白衣を貴女に着せ自室まで抱き抱えたそうな。




おわり。


/ 102ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp