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Sweet Life 〜僕らの甘い時間〜【気象系BL】

第52章 恋せよ男子、未来は明るい!


オレ見たんだ。
潤の背中に、天使の羽根の名残があるのをさ…

その瞬間から、オレの中では潤は天使で、それは年を重ねた今でも変わらない。

もし変わった物があるとしたら、オレの潤に対する気持ち?

あの頃はまだ子供だったから気付かなかったけど、大人になった今はしっかり分かる。

オレは潤が好きなんだ、ってね。

潤が笑う度、潤が怒る度、潤が泣く度…

抱き締めたくなる衝動に駆られるのは、もう疑う余地なしで恋心ってヤツなんじゃないか、ってね。

こんなオレの気持ちを潤が知ったら、なんて思うんだろう…

潤のことだから、

「馬鹿ばっか言ってんじゃないよ…」

「冗談だろ? ありえねえって…」

なんて、冷たくあしらわれたりするんだろうか?

それとも、

「マジで? 実は俺も前から雅紀のことが…」

なーんて、甘えた声で言ってくれるんだろうか?

ヤバ…、超気になんじゃんか…。

想像し出したらもう止まらなくなるのは、オレの悪いくせだ。


決めた!

潤に告白する。
振られたって構やしない。

当たって砕けろだ!

オレは潤に電話をかけて、ずっと胸に抱えていた想いを打ち明けた。

その結果は…




オレ達だけのヒミツだよ


おわり
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