• テキストサイズ

君と回る世界

第2章 変わり始める日常


あぁ…まただ…

朝の悪夢が再び訪れる…(汗)


きれいなくりくりの目が

私に近付いてくるし…



なぜだか村上さんの笑顔がキラキラに

輝いてみえてしまう…(涙)



この状況から出来ることなら

今すぐ走って逃げ出したいのに…


逃げる間もなく

目の前に笑顔が近付いて



「花…?」



そう私の名前を呼ぶ声が

すぐ近くで聞こえてくる



顔が上げられないし…

声が干からびて出てこない…



「おい…?」




顔が…声が……



「おいって…(笑)」



そう一際大きな声がして

びくりと体を震わした瞬間



私の頬に村上さんの手が触れて

下を向いたままだった私の顔を持ち上げて…



私の目を

くりくりのきれいな目が

まっすぐに見つめた…
/ 88ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp