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レッテル 1

第5章 出逢い




「いかせるかよ!!桜は俺の女だ!!」

バキッ――

望月先輩は近くにあった棒で先輩の頭を殴った。

「先輩!!」

「………当たらなかったか?」

「私は平気です!!でも先輩が…――。」

「ならよかった。」

先輩は笑った。

ポタ…

ポタ…

あたしの顔に何か落ちた。

恐る恐る触ってみる。

「………っ!!」

すると指に真っ赤な血がついていた。

「先輩…血が…――」

「あーわりぃ。染め粉が垂れたわ。」

そう言ってまた先輩は笑った。





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