第2章 少女漫画てきな。
気がついたら見知らぬ町の真ん中で倒れていた。
ここどこだろう??あー、死んだんだっけ。猫追っかけて。サザエさんもびっくりだよ。猫追っかけて死ぬなんて。今頃私の葬式が繰り広げられてんだろうな。
ここ天国....??ま、地獄じゃなくて良かった良かった。
こういうの、少女漫画でよくあるよね。ここでカッコイイ男子が来てさWwwwwwwんなことあるわけga
?「....誰と道のど真ん中でぶつぶつ喋ってるんですか?」
『(>'A`)>ウワァァ!!誰?!てかいつから居たの?!』
?「黒子テツヤです。君がここどこだろうって所から居ました。」
『最初から!!。゚(゚^o^゚)゚。』
「ところで、あなたの名前は?」
『あ、三神詩音です!』
「わかりました。詩音さんですね。」
『ところで、黒子くん。ここはどこ?天国?黒子く
んも死者?』
「ちがいます。ここは日本ですけど。」
『えっ、えっ』
あ....そうか....わかった。二次元だ。
死んで来る世界といえば、天国か地獄か二次元。
ここが日本というなら二次元だ!!(なんて変な根拠....)
『あぁ、に、日本ね!』
しかし....これからどうしよう。帰る家もないし友達も家族ももちろんいない。黒子くんの力を借りよう!
「あ、そういえば、見たことない高校の制服ですね?どこから来たんですか??」
あぁあぁあぁあ!一番聞かれて困ることを聞いてきやがったこの野郎!!
『え、えーと、』
正直に言うか....?言ったところで笑われるかも!頭おかしい子だと思われる!でもこの子優しそうだし....
『死んで別の世界からトリップしてきました!!!…。』
「あ、はい。」
『あ、はい!?驚かないの??』
何この子電波なの?w
え、普通じゃない笑
「僕は信じますよ。」
『あ、ありがとう。それより....これからどう生きていけばいいかわからんピーヤ…』
「僕が通っている誠凛高校に行きましょう。わけありなら大丈夫でしょう。」
めちゃいい人やん!!感動!…ピーヤスルーかよ。
「遅刻しちゃうんで、急ぎましょう!ついてきてください。」
黒子くんが親切でよかったぁー!いい人に拾われたよ私!
でもこの先不安だなぁ…