第4章 はじめての外泊
「お母さんに電話して分かったんだけどさ、私の個性って色欲でしょ?」
「おう。それで何言われたんだよ」
「一回個性を発動したら、かかった相手は24時間以内に...その..」
「何だよ」
「発情しちゃうんだって」
「....マジかよ」
「でも24時間後には解けるし、お母さんとかに迷惑掛けるのもあれだから私が責任とるよ..」
「はぁ?...責任とるって...」
「かっちゃんが発情してきたら、私が相手になる」
「俺は良いけどよ、あのババァが許すかどうかだな」
「あ、一応許可はとってあるって、妊娠させなければ良いよーだってさ。」
「あのクソババァ...」
「だから、一日よろしくねー」
「あー帰りてぇ...ここだわ...」