第1章 唐突だよ‼︎うん‼︎

とか何とか変なこと考えてみたものの…

こんのすけ、来ず。


「本丸、歩いてみようかな…?」


思うだけ。

行動に移せないのはついさっきのことの所為。

また刀でも突きつけられたら…今度は、斬られたりでもしたら…

考えるだけで、背筋が凍りそうだ。

だけど…


「…私が、この本丸を救わなきゃいけないんだ。」


こんなところで怖がってたら、きっと立て直しなんて出来ない。

あのきつね…いつか来たら首絞めてやる。笑

なんて決心をして、私は本丸へと進んだ。