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藍色の瞳【ONE PIECE】

第2章 マスターと青い石




『ただいま~』


レンは家の玄関を開けた。
すると、奥の方からバタバタと足音が聞こえた。


「お帰り~。久しぶりだなぁ、元気だったか?」


突然ですが、ご紹介させていただきます。
我がお兄ちゃんこと、天宮トモヤ。

身長は187㎝。
歳は25。
仕事は警察官。
変わり者だが、優しく、みんなに慕われているらしい(本人談)。

以上。


『お兄ちゃん!何でいんの?!』

「何でってひどいな~。里帰りだよ、里が・え・り!」

『あー、そうっすか』

「反応薄いな!?もっとこう、私、お兄様がいつ帰って来るのか、ずっと待ってたの!!お兄様だ~~い好き!みたいのないの?」

『あぁ?するわけないでしょ!!キモいわ!!』

「え…キモ…キモいって……」


その後、私はズゥーンと落ち込んでいる兄を置いて二階に上がる。さっと着替えると、また下へと降りた。
リビングには兄がおりテレビを見ていた。


「そういやー、親父と母さんは?仕事?」


ソファーに座っていた兄が、キッチンにいる私の方に上半身を向ける。


『うん、仕事。で、その後、二人で食事。なんとか記念日なんだって~』

「んじゃあ、お前留守番か…夕飯は?」

『適当に食べて~だって』

「そっか~。よし!この、カリスマのお兄様が作ってあげるぜ!!…そういやーお前、ONE PIECEの新刊読んだ~?」

『フフフ、もちのろん!』

「てかさ……」


この後、レン達はONE PIECEの新刊の話に花を咲かせた。


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