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♡BLカフェ♡

第4章 送別会(3)


和「っぷはぁ・・・」

雅「ふふっ、かずの唇・・・美味しいね」


そういいながら唇の端から

伝い落ちるビールなのか唾液なのか

定かではないものを器用に

舌で舐めとる相葉くんは

とても艶っぽくて。


その淫靡な光景に

思わず僕が見とれてしまった。

ううん。

あの時、僕以外の皆も

見惚れていただろう。


それほど相葉くんは

艶めいていた。

思わずカメラのシャッターを

切るのを忘れちゃうくらい。



和「なっなに言ってんの!
ていうかキスなげーよっ!」


真っ赤になりながらも

唇の端からこぼれ落ちるものを

服の袖で拭いながら

そう抗議する二宮くんは

誰がどこからどう見ても

女の子みたいで。


今度はそんな二宮くんに

見惚れてしまう。


これは・・・。

お互いの気持ちを確認して

晴れて付き合い始めてから

まだそんなに経ってない2人だけど。

この短期間でここまで2人で纏う空気感を

変えることが出来るとは。


これからの店での

2人の絡みに期待・・・だな。


そんなことを思いつつ、

今更ながらにカメラのシャッターを切った。

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