• テキストサイズ

憂鬱シンデレラ

第3章 あいつのこと。 (剛side)


楓がなぜか申し訳なさそうにうなずく。




『ねぇ、私、結婚したくない。
どうしても、しなくちゃいけないのかなぁ?』



何でも人に頼るような言い方。


こういう話し方のときは楓が本当に悩んでるときだ。

こんなときには、楓の話をしっかり聞くことが
重要だと、今までからの経験でわかっている。



「何で、結婚したくないんだ?」



だって・・・。
と言葉を詰まらせた楓は意を決したように口を開いた。













『好きな方が、いるんだもの』



/ 54ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp