第3章 誰がいい?
自「...倶利伽羅。
今日何が食いたい?」
大「...赤いものが見たい」
自「赤いもの...あぁ、血か...分かった。
とりあえず赤いもの作ってみるよ
手伝ってくれ」
大「あぁ」
倶利伽羅が来て3週間とちょっと、どうすれば食べれるかと言うのを考えた結果
何故か私が最初に倶利伽羅の食べるものを1口食べると幻覚が無くなると言う
前の審神者に虫を食べさせられたりする=審神者から出された食べものは全て虫
と捉える考えが抜けないらしい
それから出した物を私が食べると審神者が食べたのに虫が入ってるわけが無いと言う考えに自動変換されるらしい
私には良く分からない事だがまぁ食べれるようになったのだから一歩前進だ
固形物は受け付けないようだからすべてミキサーに掛けて液体状にしてるが
まぁ胃に入れば液体状していようが無かろうが同じだ
栄養を取れていれば問題ない
そろそろ台所に虫が大丈夫な刀入れないとな
倶利伽羅は言わずもがな
私も虫が得意なわけじゃないからこの間黒いヤツが現れて義足を付けてない私を置いて全速力で逃げたからなあの倶利伽羅。
あれは一生忘れられないトラウマになる。
自「倶利伽羅は刃物触るな〜」
大「...分かってる」
自「赤か...確かにこの本丸で赤の物って無いもんな。
政府に行って倶利伽羅の部屋に赤の家具入れてもらうか?」
大「いやいい。
毎日は色々思い出して嫌だ」
自「知ってる
あえて聞いてみただけだよ」
トマト缶をミキサーにかけて完全に液体状にする
出来上がったらスープは倶利伽羅に持って行ってもらい
私は自分の食べる分の米を持って行って座る
自「...っ...うん、美味い美味い
食べろ味は保証してやる」
大「...っ...」