第2章 出会い
近藤「咲耶ちゃん!」
『?なんですか委員長。と副委員長』
土方「ちと話がある。このあと教室に残ってくれ」
『マジカ。メンド』
〜放課後〜
ガラガラガラ
近藤「やぁー!待たせた!」
『あと一歩遅ければ手紙おいて帰るとこでしたよ。んで、話とは?』
土方「最近高杉が暴れてんだろ。」
『へい。』
近藤「それでな、咲耶ちゃん!君には高杉専属の風紀委員になってもらおうと思って!!」
は?
『はぁァァァァァァァァァ!?!?!?!?!?』
馬鹿なの!?このゴリラ馬鹿なの!?
土方「驚くのも無理はねぇ。でもお前にしたかたのめねぇんだ。」
『じゃあ、バーゲンダッシュ10万個と酢昆布一年分と土方の命をくれて、卒業するまで私のパシリで三途の川バラフライで逝ってくれればいいですよ。土方のみ』
土方「なんで俺だけぇぇぇぇ!?」
近藤「それは無理だ。頼む。咲耶ちゃんしか居ないんだ。」
はぁァ
つーかさ、高杉って関わったことないんだけど。
つーか死ね土方。死ねよ。マジ死ねよ。頭パーンってしてさよーならするか睡眠薬大量摂取で永遠の眠りにつくか三途の川バラフライで泳いでそのままあっち行っちゃえよ。
土方「結局死ねってことかよ」
『あれ?声に出てました?』
近藤「うん。まあ、高杉はプレハブ小屋にいるだろう!それか屋上だ!頼むよ!」
『やっぱり!一つでも頼み聞いてくださいよ!受けませんよ!?』
これだけは譲れん!!!
近藤「命とかは無理だぞ?」
『そんなんじゃないです。ただ…
土方が私の財布になるんだったらこの案乗りますよ』
近藤「トシっ!!」
土方「財布にゃならんが欲しいもんは買ってやる。買える範囲な。」
『ヒヤッホーイ!!!土方は私のパシリじゃァァ!!!』
なんと、私、高杉晋助の専属風紀委員になってしまいました。