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ひとしずく【気象系BL】

第44章 ましゅまろ


S side

今日の智くんは意地悪だ。
俺が勇気を振り絞って言ったのに、自分からキスしろなんてさ。
もう絶対無理!!

・・って思ったんだけど。
このまま智くんに触れられない方がもっと無理。

俺はギュッと目を瞑って智くんの唇に自分の唇を重ねた。

チュッ

智くんの唇やわらかい。
もっともっと触れたい。

気が付いたら夢中で唇を重ねていた。
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