• テキストサイズ

ひとしずく【気象系BL】

第35章 いちごどろっぷ


S side

一緒に住み始めて3年が過ぎた俺達。
付き合ってもう5年。これが所謂倦怠期ってやつなのか?

肌を重ねることも無くなってしまった今、このベットは広すぎる。

規則正しく寝息を立てるあなたの背中をただ見つめていた。

手を伸ばせば触れられる距離にいるのに、拒絶されるのが怖くて近付けない。

もう寝顔も見せてくれないの?

向けられた背中が俺のこともう好きじゃないって言っているようで勝手に涙が溢れてきた。

/ 653ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp