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真選組三番隊隊長斉藤終と女中のラブストーリー

第1章 オジさんの導き





私の名前は佐藤みわ、



ちょうど昨日で18歳になりました。



それを記念して仕事を見つけにhappy work!に来たのですが…





「なんか得意な事とかある?」





happy work!の窓口のオジさんに聞かれる





みわ
「えと……」





直ぐに思い浮かばない。






「…これなんてどうかな?佐藤さんが希望した額の給金だけど?」





そんなモジモジしている私にオジさんは1枚の求人票を見せてきた。





【武装警察真選組 女中 】の文字





(武装警察真選組…の女中さん?)





どんな仕事かまったく想像出来ない。





みわ
「あの…これは…どんな仕事なんでしょうか?」





興味本位で聞いてみる。





「真選組屯所は男だけのむさ苦しい大所帯だろう?

だから掃除とか洗濯とかお茶出しの仕事だって聞いてるけど。」





(お掃除なら鈍臭い私にでも出来るかも…)





「この求人、そんなに出ないからレアだよ〜。」





(レアなんだ…と言うことは働き甲斐がある仕事なのね…)





「給金の他に住み込み出来るから家賃もかからないし、

三食しっかりつくよ。」





早くに親を亡くした私にとっては願っても無い良い話だ。





(仕事と恋愛は急いで決めちゃ駄目だって死んだお母さんが言ってたけど…)





みわ
「頑張ってみたいです。」





私はこの求人に決めた。





「よし来た!!ちょっと待ってな!今連絡してみるからな!」





さっきまでのダルそうだった態度とは一変して、




オジさんはとても機敏に動きだした。





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