【殿堂】ドSな鬼の世界で監禁・奴隷・調教(躾)・育成生活
第12章 天使か小悪魔なのかどっちなんだ?【#NAME5#】
「大魔王と姫、妃である美愛様の事で聞きに来たんだよな?」
「うん。あれからどうなったのか、詳しく知りたいの。私が本当に、姫の子供か・・・嘘だったら良いけど。」
「いや。お前が大魔王と姫の子供だという事はーーー本当の話だ。」
「え。嘘・・・私は人間界で生まれて育てられたの・・・違う。そんな・・・」
「残念だが、仕方あるまい。これは定められた運命なんだ・・・俺達鬼を引寄せられる為だけに。嘘は偽りない。」
「・・・・・・」
「泣くな。泣かないでくれ・・・落ち着くまで、傍にいてやるから、泣き止んでくれーーー」
ルリに優しく抱かれ
少しだけ安心して涙は止んでくれた。
「どうだ、落ち着いたか?」
「ありがとう。優しくしてくれてびっくりしたけど・・・嬉しかった。いきなりごめんなさい・・・」
「いや、いいんだ。ショックで痛んだから、こうなっただけだから。話をしても大丈夫か?嫌なら無理に聞かなくても良いぞ。」
「覚悟は出来てるから、平気。」
「知ってる事全て教えてやるーーーあれから二人がどうなったのか・・・」