• テキストサイズ

テニスの王子様短編集~クリスマス~

第2章 忍足謙也


「さっむ…。」
12月の終わりのほうになったらめっちゃ寒いな…。
「はぁ…。」
今日は、世間一般ではクリスマスいうのに悲しい日になってもうた…。
絶対、絶対今度こそは行ける思うたんやけどなぁ…。
どうせ、また財前と白石に
「うっわ~。こんなチャンスあるときに誘えんとかほんまありえんっすわ~。」
「確かに。クリスマス言うたらチャンスありまくりやのになぁ…。もう、お前"浪速のスピードスター"から"浪速のヘタレスター"に変えた方がえぇんちゃうか??そんなん全然、エクスタシーちゃうけどな!」
とか、言われるんやろうな…。
クッソ!!今、あの子に会うたら誘える自信しかないわ!!
「神様、どうか俺にチャンスをください!!」
って、今更そんなこと願っても叶うわけn
「あ、謙也くん!」
「!!!」
えっ?ほんまにと会えるとは…。
「謙也くん、一人なん?」
「そ、そうや。も一人でおるんか?」
「うん。さっきまで友達が彼氏のクリスマスプレゼント選ぶん手伝って言うから、一緒に行っとったんやぁ。みんな、彼氏とかおって楽しそうやね。」
そうやって、笑うの顔がかわいすぎる…。
これは、絶対チャンスや!俺のことを絶対"浪速のヘタレスター"とは、呼ばせんへんで!
「や、やったら俺と遊びに行かへんか?」
俺は言うたぞ!!!!ドヤッッ!!財前、白石!!
「えっ?」
まさかののその反応…。
やっぱアカンかったか…。
「いや…、やっぱ忙しいよn「ほんまにえぇん?行こ!行こ!私もこれから一人やから暇やなぁ思っとったんや!めっちゃ嬉しい!!」
「えっ?ほんまにえんか?」
「えぇよ!じゃあ、どこ行く?私行きたいとこあるんやけどそこでもえぇ?」
「もちろんや!!が行きたいとこどこでも行ったろ!!」
「やったーーー!!ありがとう!」
よっしゃ、今日の俺は一味違うで!
/ 17ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp