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魔法

第9章 高熱の中にみたもの




ピピピ


翌日、私は熱を出した。

「...37.8。まぁ、行けなくもない」

とは言ったものの


「名前アンタ大丈夫?顔色いつにも増してひどいよ?」

「あぁ、うん大丈夫!」

しんどい、クラスマッチだからかいつもよりうるさい雑音で余計に頭グラグラする。


家にいたらおばあちゃんに迷惑かけちゃうし、それに昨日
「明日はおじいちゃんとピアノの演奏会見に行ってくるの」って楽しそうに話してたから。


「名前無理しないでよー?体育館行くよ」
「うんっ」


腕を引かれるまま体育館に行って校長先生だか教頭先生の話をがあって
それぞれクラスの招集がかかった。


「名前?私行くけど、大丈夫?」

「大丈夫だって、頑張ってね!」

心配そうな美結ちゃんに精一杯の笑顔で見送った。

美結ちゃんはバレーに出る、最初は1年生と当たるみたい
ふと周りを見渡せば、自分より大きな人がたくさんいた。



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