• テキストサイズ

真選組監察方山崎退と女中のラブストーリー

第10章 偵





みわ
「それではそろそろ帰りますね。」




彼氏
「はい!今日はありがとうございました!!

またいつでも立ち寄って下さい!奢りますから!」





みわ
「はい、喜んで!!それでは……」







私は彼氏さんに頭を下げると店の外へ出た。



あいも変わらず雨は降っている。




傘立てから自分の傘を取ろうと手を伸ばしたけれど、

空っぽだった。





(´⊙ω⊙`)









みわ
「えーーーーーッ!?」





どうやら傘が無くて困った人に拐われてしまったようだ。




みわ
「…はぁ……」




濡れて帰る覚悟を決め軒下から飛び出し、



屯所へ向かって走りだす。





(傘は拐われてしまったけど、

カレンさんの事を想うと心がポカポカする…)






こんな雨の日もあっても良いなって思った。







/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp