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しあわせのかたち

第5章 幸せの絶頂?


そんなこんなで…

ドタバタしながらもなんとか

渋谷さんと錦戸さんを迎えに行き

遅刻ギリギリに滑り込んだ楽屋の中


すばる「とりあえず間に合ってよかったな?

迎えに来たときのまいの顔が

尋常じゃなく切羽詰まってるから

どうしようかと思ったわ(笑)」



亮「ほんまにちょっと顔怖かったもん(笑)

でもまいちゃん…服が昨日と一緒で

寝坊って…もう完全なエロやんか(笑)」



「ち…違いますからね?

これはちょっと家に帰る暇が無くて…

でも…錦戸さんが想像してるようなことでは

無いですからね!?」




安「そんな必死に否定せんでもええやんか(笑)

でもほんまにうちに泊まっただけど

何も無かったもんね?」




村上「お前ら…付き合えて浮かれてるんは

分かるけど…気付けなあかんぞ?

バレたらいろいろ大変やからな?」




「はい…村上さんのおっしゃる通りです…

ほんっとすいませんでした………(笑)」




村上「分かったんならええで(笑)」




すばる「もう俺からしたら

お前のたち位置がよう分からんわ…(笑)」





そんな渋谷さんの一言に

楽屋の中が笑い声が溢れだす………



そんな当たり前で


すごく幸せで

すごく大切な時間…



この時の私たちは

まだ気付いてなかったんだ…



こんな風にみんなで笑いあえることが



当たり前なんかじゃなく




どんなに幸せで


どんなに大切な時間なのかということに…
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