第1章 俺だって初めてだし。【孤爪研磨】
ー研磨sideー
小町「ほんと研磨って純粋だよね〜」
と、俺の幼なじみ…で、好きな人でもある坂本小町は言う。
研磨「小町が変態なだけだよ。
俺の部屋に行きたいって言ってる時点で変態じゃん。」
小町「変態で何が悪いのさ。」
純粋じゃない。俺だってちょっとはそういう知識はあるし。
だってここで変態だって言ったら引かれるでしょ?
小町「あっ!見て研磨!今度ここのカフェ行きたいー!」
研磨「そーゆーのは彼氏とかと行きなよ。」
小町「うるせぇなぁ。私は研磨と行きたいの。」
そんな事言われると意識しちゃうじゃん。
小町「なにさ。その顔。
いいもぉん。じゃ、クロと行っちゃおーかな?」
研磨「っ!ダメ!」
俺はいつの間にか小町の腕を掴んでいた。
小町「けっ…研磨??」
研磨「……!!!」
小町「なに?私とヤリたいの?www
まさかねっ。じょーだん。
まぁ、研磨はヤリたいとかわからないかぁ。純粋だからねぇ。」
だから
純粋じゃないって。
研磨「純粋じゃないし……」((ボソッ
小町「ん?なんかいっ……」
俺は小町の体をベットに押し倒した。
研磨「純粋じゃないから。」
俺は小町の唇に強引にキスをした。
小町「んんっ……」
と、かわいい声を出す小町。
そそるなぁ。
研磨「っは……
小町。」
俺は唇を離し、一息ついて言った。
研磨「ヤろ?」
小町「………え?マジで言ってんの……!?
私達、恋人でも何でもないし…」
研磨「こっから始める恋もありでしょ?」
小町「え……」
研磨「好きだよ?」
小町は一瞬固まって、首を縦に振った。
小町「私も好き。」
そして、俺達はもう一度キスをした。