第1章 大学生活のスタート
私、相田葵は今日から憧れの大学生になった。
学校に着くとそれぞれの部活やサークルが
必死に新入生を勧誘している。
「ラクロスやりませんかー?」
「ねぇ君、ラグビー部のマネージャーやってみない?」
「チラシだけでも貰ってってー!」
チラシを一枚受け取ってしまったがために
歩いているだけなのにどんどん上に乗せられてしまった。
どんなサークルに入ろう…
中学、高校とテニス部に入っていたが、
部活という堅苦しい枠だと息が詰まりそうだった。
なので、サークルとは決めていたが、
なにをやるかはきめていなかったし、
大学生になったからには新しい事を始めようと思っていた。