第11章 リクエスト作品 ハニーに首ったけ〜カラ松〜

抽送のスピードを上げたカラ松は、私を抱き寄せ熱い口づけを落とした。彼の欲が膨らみ、脈を打っているのが中から伝わってくる。


「出すぞ、主」

「んぁっ、ぁ、あぁぁーーっ！」


深いところで彼の欲が注がれていく。大きく震える彼のを膣内で受け入れる。


「…綺麗だ」


私の頬を撫で、ぼんやりとした目つきで呟くカラ松。

汗で張り付いた髪を掬いながら、名残惜しそうに指が離れていく。


嫌だ。

行かないで。


起き上がろうとした彼の肩を押す。


「ハニー？」


この時間が終わってほしくない。

このままカラ松に溺れさせて。


「ねぇ、カラ松」


自分から舌を絡ませカラ松を求める。

身体を動かした反動で、白濁の液が結合部から溢れ太腿を伝う。


「もっと抱いて」


カラ松は驚いたように目を見開いてから静かに微笑んだ。


「——ああ。今夜はずっと繋がっていよう」


ゆっくり、確かめるように腰を揺らすと、出したばかりなのに彼の硬いのが中で主張しているのが分かった。


「カラ松、すごい」

「言っただろ？満足するまで抱かせろと」


求め合うままに快楽を貪る。

突き挿れたままの欲が私の中を犯し尽くす。


「主は誰にも渡さない。ブラザーにも」


汗ばむ肌に包まれ、狂おしいほどに愛しさが込み上げる。


「もしかして罰ゲームに妬いてたの？」

「当たり前だ」


そっか。

私、カラ松を傷つけてたんだ。

ねぇカラ松、不安にさせてごめんね。

もうそんな思いさせないよ。


「愛してる」

「私も愛してる」


あぁ、朝なんか来なければいいのに——………





・・・