第2章 準備と計画
貴女side
――ピピピピ ピピピ ガチャン
うぅ…、眠い。今何時……?
は?4時って、は!?え、早くない?なんでこんなに早く目覚ましかけたの、私。んーもうちょい寝ようかな。よし、寝よう。
――♪―♪♪
だから何!?どーして2つも……。カレンダーアプリの目覚まし?今日なんかあったっけ?
『って、今日25日じゃん!やば!』
そうだった。今日はクリスマス…つまりカルマの誕生日!皆でカルマにサプライズするって昨日計画したわ。思い出した。さて、早く学校行って準備しないと!
『おかーさん!私今日朝ごはんいらなーい!』
母
「え?起きるの早くない?どうしたの。今日学校で何かあるの?」
『ちょっとね。だから5時には家出るよ』
母
「そう。じゃ、もう学校行く準備してなさい。今日はお弁当作ってあげるから」
『本当!?ありがと!』
やった…!お母さんのお弁当美味しいんだよね♡あ、でもカルマの分どーしよ。それだけは自分でやりたいしなぁ。でも、もう4時半…。今から着替えて髪の毛整えたりすると考えると、今日はカルマに諦めて貰うか。うん。
『―ごめんね、カルマ』(ボソ
母
「なんか言った?」
『んーん、何でもない!』
危ない危ない。心の中で謝るだけにしようと思ったのに!口に出ちゃってた。