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境界線。【安室透夢小説】

第1章 プロローグ



「..ふふ、蘭ちゃん、それくらいにしといてあげたら?」

誰だ...?
彼女は俺たちをみてニコリと笑った。

「あ、 くのえちゃん。」

「蘭ちゃん、安室さん。おはようございます。えっと、....コナン君?は、はじめしてかな?」

「おはよう。」

「おはようございます。今日はいつもより少し遅いですね。」

「今日は、少し寝坊してしまって。でも、寝坊したおかけで蘭ちゃんと一緒に登校できるし。」

「.......お姉さん、だぁれ?」

俺と目線を合わせてこう言った。

「はじめまして。私、蘭お姉さんのお友達の 結城 くのえっていうの。よろしくね。」

「あぁ、そっか、コナン君と会うのは初めてだっけ?」

「うん。」

「コナン君、すごいシャーロキアンなんだってね、私はシャーロキアンつてほどじゃないけど本読んだりとか好きでよく読むんだ。今度、一緒にお話ししようね?」

俺の中の 結城株が一気に急上昇した。

「私たちも、行こうか。蘭ちゃん。」

「あ、うん。コナン君達も早く行くのよ。」

そう言って、蘭と 結城は行ってしまった。

「行ってらっしゃい。」

安室さんが2人の後ろ姿をじっと見つめていた。

「安室さんどうかしたの?」

「.....あ、いや。なんでもないんだ。さ、コナン君達も行ってらっしゃい。このままだと僕がPTAの人たちに怒られちゃいそうだよ。」

「はは、行ってきまーす。」

そう言って、俺たちは学校へ向かった。

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