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境界線。【安室透夢小説】

第4章 ヘンゼルを殺したのは誰?



くのえさんについて歩いて行くとリビングに着く。

「食事、もう少しかかりそうなのでよかったらコナン君と遊んであげて下さい。きっと退屈してると思うので。まだ家の中探検してるかな?」

探検って、そんなに自由に歩いて大丈夫なのだろうか?

「コナンくーん。どこだい?」

「安室さん!二階だよー。」

階段の上から声が聞こえた。
二階か。

階段を上っていく。

「コナン君?何してるんだい?」

「えっと、探検?」

探検ね....。
彼のことだきっと何かを探しているのだろう。

「何を探しているんだい?」

「....ちーくん。」

コナン君は くのえさんの部屋の引き出しを開けていく。

「あ、こら、勝手にダメだよ。」

「何かあるかもしれないんだ!」

「本当に、いったいどうしたんだい?何かあるなら...」

「コナンくーん。安室さーん。ご飯できましたよー。あ、ちょっと2人ともお部屋散らかしてー。片付けるの大変じゃないですか。」

「ごめんなさぁい。ねぇ、 くのえ姉ちゃん、ちーくんは?」

「...だから、もう帰っちゃったって。また今度遊んであげてね。さぁ、ご飯にしましょう。」












この後はご飯を食べて、お風呂に入って、テレビを見たりして過ごしていた。
コナン君は、相変わらず何かを探しているような仕草を見せたりしてたけど。

「 くのえさん。本当に突然すみません。」

「大丈夫ですよ。 翠くんもちょうど合宿でいないですし。」

「...コナン君が言ってた、ちーくんって...?」

「気になります?....本当にただの親戚の子なんですよ。何か、疑ってます?」

「...コナン君かまあまりに会いたがってるものだからどんな子か気になってね。」

「そうなんですね。......コナン君ももう寝ちゃいましたし、私たちも寝ましょうか。」

「...あ、あぁ。そうですね。僕は、リビングのソファーで寝ますね。」

「私は別に一緒のベッドでもいいですよ?」

..............チラリと くのえさんの太ももに目がいく。
確かに くのえさんの自宅だが、男を家に招いておいてショートパンツの部屋着...。
狙っているのか、無意識なのか.....

「ははは。僕は犯罪者にはなりたくないですからね。」

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