• テキストサイズ

闇鍋ぱーりー!2

第5章 【黒バス】ハンカチーフと私


「ここだよ!」
着いたのは甘味処。
お汁粉が美味しいと評判の店だ。
緑間くんがお汁粉が好きなのは勿論サーチ済み!

二人で向かい合って座りお汁粉を食べる。
あー、幸せだよぅ。
ていうか、お汁粉美味しいけどそれ以上に緑間くんの食べる姿が美しいし可愛いし死ぬぅ!!!

勿論失礼だから写真を撮ったりしないけれど目に焼き付けた。
これっきりかもしれないし……ナンテ、ふと弱気になる。

「どうしたのだ」
手が止まっている私に気が付いた緑間くんが聞いてくる。
ああ、憂いを浮かべた表情も最高に可愛いよぅ!

「え、あ……ごめんね。み、緑間くん高尾くんに云われて無理してくれてるんじゃないか、なんて考えちゃって……」
わ、私失礼な事云ってない?
でも思わず本当の事が口に出てしまった。
これ逆に気まずい……。

「ご、ごめんね!」
お汁粉に手をつける。
美味しいなぁ。
でもこれっきりなら又来る度に今日の事を思い出して暫くは塩っぱく感じそうだ……。
/ 74ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp