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闇鍋ぱーりー!2

第5章 【黒バス】ハンカチーフと私


「……それで、何が食べたいのだよ?」
真顔で内心のたうち回る私に怪訝そうな顔をする緑間くん。
うっひゃ、いけねっ☆彡
見つめすぎィ!

「あ、あの……緑、間くん!」
「……ッ!……何なのだよ?」
私の言葉にいちいちびっくりする彼はやっぱり可愛い。

「私の事は高尾くんだと思ってください!」
まあ、あんなフォローやらリカバリー上手くないけど、ちゃんとこうやって緑間くんと見合えば思っていることだって分かるはず。

「た、かお?」
「うん。遠慮しないで普段通りにしてほしいなって!」
笑う。
と、緑間くんは視線をキョロ、キョロ、と動かし私を見た。

「煮るなり焼くなり、高尾和成っ!」
適当に考えた一発ギャグを披露して高尾くんみたく笑ってみる。
「……ップッ、……千恵巳は変なやつだな」
「えー、緑間くんに云われたくなーい」
ぷくっとふくれた私に緑間くんは手で口を隠しながらひそみ笑う。
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