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月刊少女野崎君の短編集!

第4章 合コン【堀政行】


私は、堀先輩の頬を優しく両手で包んで話した。


夏希「…私は、迷惑だなんて、思ってません…!」


堀「夏希…?」


夏希「むしろ、ラッキーだと思っています!」


途切れ途切れに話しているからか、
みんなキョトンとしていた。
でも、私は止めなかった。


夏希「私は、私は…、ずっとずっと、堀先輩が好きだから!!!」

その場全体が停止した。
みんなピクリとも動かなかった。


堀先輩も固まったままだ。


振られる事は分かってる。
だから、だから。
最後にーー。


夏希「堀先輩、大好きです…。」

チュッ



私は、堀先輩の頬に軽くキスをした。


女1「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


男1「いきなりの告白かぁぁぁ!!!」


美紅「夏希!!?どうしちゃったの!?」
美紅は驚きすぎてわたわたしていた。

堀先輩は、俯いたままだ。


夏希「…ほり、せんぱ…」


堀「今のは、本当に本当か?」


夏希「はい。まぎれもなく真実です」

堀「ん。俺も好き。」

そして堀先輩は、私の唇にキスをした。

ーーーチュッ


夏希「ーーーーー!?????」


堀「好きだ。好きだ夏希。」


夏希「わ、…私もっっ!!」


美紅「すごい…」

晶「…ね、美紅さん。俺も言わせて。美紅さん、好きです。」


美紅「!??」













こうして、この合コンでカップルが2つ増えた。



後日談


美紅「でね、晶がぁ~!」


夏希「あのね、この前堀先輩が!!」




相当なバカップルになった4人だった




おしまい
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