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☆2016企画バトンリレー☆

第4章 6




▼視点:影山飛雄



が大王の従兄弟という
噂を聞いた



いや、に限って
そんな筈は・・・



直接聞いた方が
良いだろうか・・・



日向はこの事、知ってるんだろうか



まどろっこしいのは
しょうに合わないーーー



待ち伏せしよう



校門前にてーーー



「、ちょっと良いか?」



『影山、どうしたの?』



「お前、大王の従兄弟って
本当なのか?」



『!?なんで・・・知ってるの?』



は驚愕したまま
俺を見ている。



それもそうだろうな



あんな噂を聞いて、話に来たのだから
言うまでもない



「なんでそんなに、秘密に
したいんだ?別に隠すような事
じゃないだろ?言えない
ような事なのか?」



『そんな事・・・ないよ。ただ秘密にしておきたいだけ、だから。もう
良いでしょ?私の事は放っておいて』



「あ、おいーーー!!」



が走り去ってゆく姿を
ただ唖然と見つめていた



なんでだ



どうしてそんなに秘密にするんだ?



「ーーー気にくわないな。こんな
気持ちは・・・」



拳をぎゅっと、握りしめながら
この気持ちを隠す事にした



今更だけど、
『好きになってしまった』だなんて



言える訳がない・・・

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