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大野くんの秘密ごと…

第1章 出会っちゃったねぇ。





おと「お腹すいたー!ご飯ご飯!」


あ、そうだ。夕飯食べてないや。


買い物とかは…怒られるかな?




髪を乾かしリビングに戻ると、


テーブルをセッティングしてる

大野さんがいた。



「あ、大野さん、お風呂いただきました。」



大野「あ、ああ、おかえり。


食事の準備出来たから、

よかったら…!」



おと「この人お友達?大野さん?」


おとが首を傾げて見ている。



大野「こんばんは!

大野智っていいます!

よろしくね!」



あ、子供には普通に話せるんだ。



おと「大野さんよろしく!

おとちゃんです!」



おとも笑ってる。大丈夫そうだ。




私とおとが隣同士、

私の向かい側に大野さんが座った。



「すごい。これ大野さんが作ったんですか?」


お魚のお造りにマリネ、


ご飯と味噌汁と唐揚げ。



大野「ふぐの唐揚げ、骨あるから

気をつけてね。い、いただきます!」




大野さんが小皿に醤油をついでくれた。


どうして普通に声かけてくれなかったんだろう。



まあ、芸能人だから

騒がれたらまずいからかな。



おと「お魚美味しい!

大野さん料理じょーず!」



お刺身を頬張るおとを見てたら、


今はいいかなって思えてきた。




「ほんとだ!美味しい!


釣りが好きなんでしたよね?」


大野「ん、うん、そうなの!

この前なんてさー…!」


そのあとは釣りの話で盛り上がった。





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