第3章 完結:誓いの契約と永久奴隷
「あの。終わりました・・・」
「よし。確認するから、勝手に脱獄するなよ?どれどれ・・・」
隅々まで確認すると、ふむふむと頷き
「中々だ。家政婦向きの器用さだな。奴隷として誉めてやる。頑張ったな」
「っ・・・ありがとう、ございます。」
「何ボサッとしてる?さっさと戻れーーー罪の刑を倍増するぞ。」
「待って下さいそれは、困ります!」
契約の誓いと永久奴隷を結んだ事により、物語は開始されたのであった。
私はこのまま脱獄せずに
生き残れるのかーーー
妙な期待を背負われるはめになった。