第10章 完結:刺激的な展開なくて本当にそれで良いのか?
「だから何度も言ってるだろ?もう監禁はしない。恋人として一緒に暮らすと。お前は何に対して不満を持っている?やっと解放されて自由になれたというのに。お前の望みは何か答えろ。」
「あなたの奴隷がいいの。どうしても駄目というなら、それで良いよ?だけど普通の暮らしとプレイはマンネリするから、嫌なの。その、これから毎晩え、エッチして欲しい。これが私の望み。これでも駄目なら私、一人で」
「待った!はぁ。分かった。その条件で構わない。ただ俺からも条件がある。『外でも中でもちゃんと恋人らしくコミュニケーションする事』『体調悪い時は無暗にエッチしない。』『希望使いたい道具は何か伝える等。』『家事や手伝いは交互』それが条件だ。ちゃんと聞けるか?」
「子供じゃないけど、それで良いよ?」
「これで解決したな。じゃあ出かけるぞ?」
「待って。道具何も伝えてないよ。それに、どこへ出かけるのか・・・」
「持っているから安心しろ。出かけ先はーーーホテルだ。一泊泊まるから必要な物あれば持っていけよ。」
「はい。・・・っ・・・用意出来たよ?」
「ん。じゃあーーー行こうか?仮面ではなく、本物の恋人として・・・」