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【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~

第3章 出会い


ボクがこの国についたのは夜だった。
ただ、どうも騒がしくて、落ち着けない。
そういえば、こういう騒がしさは宴の日によくあると聞いたことがある。
今日は宴なのか??
だが今はそんなこと、どうでもいい。

「暑い…。」

もともと寒い国に生まれ育ったボクに、この暑さは暑いの一言に限る。
それに、今は暑いだけではないのだ。

「おなか減った…。」

何日か前から何も食べてない。
一応、海水とか水とか飲んできてはいるが…。
正直倒れそうだ。
早く適当に場所を見つけて休もう。
何しろお金がない。
これからさき、どうしようか…。

なんて考えながら歩いていくと、ぶつかった。
誰に、なんて言われても知るか。
ただ、ぶつかって、地面に倒れて…
(痛いなあ・・・)
と思って―――――。
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