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【イケメン革命】月小屋へようこそ【R-18】

第18章 8th Night【カイル・アッシュ】※R-18




大きくレイアの身体がびくん、と揺れた瞬間
蜜壺がぎゅっと締まり、カイル自身を締め上げた。


「くっ……」


カイルが僅かに眉根を寄せる。



そのままカイルはレイアの背中に手を回し、抱きしめながら寝そべった。



レイアの身体は緩み、乱れた呼吸がカイルにも伝わっていく。



カイルは、重なるように身体を預けているレイアをそっと撫でながら呟く。



「そろそろ……俺も限界きてんなー…」



「……はぁ…はぁ………カイ、ル……」



途切れ途切れに、レイアはカイルの名を呼ぶ。


「あ?どーした?」




「……ちょうだい……カイルの、欲しいから…」




薬のせいでそういう発言をしているのは分かっていても
カイルは胸の鼓動が高鳴ってしまうのを抑えられずにいた。



「……煽ることいいやがって…ほら、起きろ?」



そう言われてレイアはゆっくり上半身を起こす。

カイルとつながった部分が、甘く疼く。



「俺に委ねてろ、な?」



カイルはそのままレイアの腰元を支え、下から突き上げた。



「ああぁっ!!カイル……カイルっ…!!」



速くはないが強い衝撃がレイアの身体を貫いていく。


「あっ…ぁ……あぁっ…や…あぁんっ!」


レイアの身体が律動に合わせて跳ねていく。

高まっていく快楽が、カイル自身をどんどん締め付けていく。


「……くっ……しめんなって……」


カイルの額に滲む汗が
限界の近さを物語っていた。


「……ぁ…んっ…あっ……あぁっ…も、ダメぇ…っ」


「……っ…行くぞ……っ」



反りかえり曲線を描くレイアと、突き上げるカイルの身体が青白く光を帯びた。


カイルの溢れ出す白い欲は
レイアの中へ一気に放たれていった。











「……ま、これも善し悪しか」


カイルは、そのまま気を失ってベッドで横たわるレイアを見下ろし、そっと髪を撫でた。


「安心しろなー、レイア……今夜のことはほとんど記憶に残んねーはずだからよ…」



カイルは、ひどく優しく甘い眼差しで

届くことのない言葉をレイアの耳元で囁いていった。






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