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天才少女<ハイキュー>

第11章 東京生活!!


多田冴side

今日は社長が今年初の朝出勤をするらしい。
フロントの人たちが文句を言っている。

女1「そーいえばさ、うちの会社の社長、私たちより年下らしいよ」

女2「うっそ。まじで?やば。私たち、年下に雇われてんだ。」

女1「そー。なんでも、前社長が急に亡くなったから急遽当時中学1年生だった今の櫻社長が就任したらしい」

女2「やだわー。」

いろんなことを言われてるのね。この前のあの人が「南神櫻社長」。

男1「口が過ぎてるぞ。社長のことをなにも知らないくせに大口を叩くんじゃない。」

うっわ。いけメソ。

女1「あ、すみません!」

櫻「別にいいわ。年下の私に雇われていることが嫌な人は他にも数人いると思うから。」

!!!!

女1「どうして数人なんですか?」

!大口を叩くなって言われたそばから!
クビになるよ!?

櫻「…。私はね、一人一人の顔と名前を覚えて一人一人とコミュニケーションをとっているの。どの人が私のことを嫌っているのかぐらい、わかってるわ。もちろん、あなたも例外じゃないけどね?」

すご。こんなに小さい人がこんなに大きい会社の社長なんて…。みんなが認める理由がわかった気がする。
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