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眠れぬ夜の贈り物
第3章 緑の奇跡
相葉「おっはよー!」
自転車で私の横を颯爽と通り過ぎる人。
「おはよ!」
精一杯、聞こえるように挨拶すると、
ヒラヒラっと手を振る相葉くん。
爽やかで明るくてクラスの人気者。
スポーツもできて、なのにどこか天然で。
女の子たちが夢中になるのも、
友達がいっぱいなのもわかる。
私もあなたに憧れてる女の子の一人。
こうやって挨拶できる存在なだけで
ありがたいこと。
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